競馬の「ハロン」とは?意味や見方を初心者向けにわかりやすく解説!

競馬を見ていると、「ハロン」「1ハロン」「上がり3ハロン」などの言葉を目にすることがあります。

競馬初心者の方は「ハロンって距離のこと?」「上がり3ハロンって何?」と疑問に感じるかもしれません。

 

「ハロン」は、競走馬の走る距離や走破タイムを表すために使われる競馬の基本的な単位です。

この記事では競馬初心者の方に向けて、ハロンの意味や見方、「上がり3ハロン」が競馬予想でどのように役立つのかをわかりやすく解説します。

 

競馬の「ハロン」とは?

競馬で使われる「ハロン(Furlong)」とは距離を表す単位です。

競馬では1ハロン=200mと覚えておけばOKです。

 

そのためハロンを使って距離を表すと…

ハロン 距離
1ハロン 200m
2ハロン 400m
3ハロン 600m
4ハロン 800m
5ハロン 1,000m
6ハロン 1,200m
8ハロン 1,600m
10ハロン 2,000m
12ハロン 2,400m

 

…となります。

たとえば「10ハロンのレース」と書かれていた場合、2,000mのレースという意味です。

競馬ではレース距離を「1,200m」「1,600m」のように表すだけでなく、「6ハロン」「8ハロン」と表現することもあります。

 

「F」は「ハロン」と同じ意味?

競馬のデータでは「ハロン」を「F」と表記することがあります。

これはFurlong(ハロン)の頭文字です。

 

たとえば…

  • 3ハロン=3F
  • 4ハロン=4F
  • 5ハロン=5F

という意味になります。

 

競馬新聞や競馬情報サイトで「上がり3F」と書かれていたら、これは上がり3ハロンのことです。

 

「ハロンタイム」とは?

ハロンは距離だけでなく、その距離を走るのにかかった時間を表す場合もあります。

これが「ハロンタイム」です。

たとえば200mを12秒で走った場合、1ハロン=12秒となります。

 

レースでは200mごとのタイムを確認することで、「レースのどの部分が速かったのか」「どこでペースが上がったのか」といったことを分析できます。

競走馬は最初から最後まで同じペースで走るわけではありません。

前半が速いレースもあれば、最後の直線で一気にペースが上がるレースもあります。

そのためハロンタイムを見るとレース全体の流れを把握しやすくなります。

 

「上がり3ハロン」とは?

競馬初心者が特に覚えておきたいのが「上がり3ハロン」です。

上がり3ハロンとは、簡単に言えばレースの最後の600mのことです。

1ハロンは200mなので、200m × 3=600mとなります。

競馬では「上がり3F」と表記されることもあります。

 

たとえば…

上がり3F 34.5秒

と書かれていた場合、その馬が最後の600m34.5秒で走ったという意味です。

 

「上がり3ハロン」はなぜ重要?

上がり3ハロンが注目される理由は、馬がレースの最後にどれだけ速く走り、どのような伸び脚(末脚)を見せたのかを比較できるからです。

 

たとえば、同じレースで次のような上がり3Fのタイムを記録したとします。

競走馬 上がり3Fのタイム
競走馬A 33.8秒
競走馬B 34.2秒
競走馬C 35.7秒

 

上がり3Fは最後の600mのタイムなので、この場合は競走馬Aが最も速く走ったことになります。

競走馬Aは最後の直線で他の馬よりも速く伸びたと考えられるため、「末脚が鋭い」「決め手がある」「ゴール前で差し切る力がある」と評価されることがあります。

特にレースの途中まで後方にいた馬が上がり最速を記録して、前の馬との差を一気に縮めていた場合は、次のレースでも注目されることがあります。

着順が悪かったとしても展開や位置取りが合わなかっただけで、最後の伸び脚には見どころがあった可能性があるためです。

 

一方で上がり3Fのタイムが速くても、前半のペースが遅く、全体的にゆったりしたレースだった場合は必ずしも高く評価できるとは限りません。

また、後方にいた馬はレース終盤まで脚をためていた分、最後の600mで速いタイムを出しやすいこともあります。

 

そのため上がり3Fの数字だけで馬の強さを判断するのは禁物です。

レース全体のペースや馬場状態、通過順位、前の馬との着差なども合わせて確認することが大切です。

 

 

「上がり最速」とは?

競馬中継や競馬情報サイトでよく出てくるのが、「上がり最速」という言葉です。

これはそのレースに出走した馬の中で、最後の3ハロンを最も速いタイムで走った馬を指します。

 

たとえば…

  • 競走馬A:33.8秒
  • 競走馬B:34.1秒
  • 競走馬C:34.7秒

 

だった場合、Aが「上がり最速」です。

「上がり最速=必ず強い馬」というわけではありませんが、最後の直線でどれだけ鋭く伸びたかを見るための重要なデータになります。

 

「上がり3ハロン」と「走破タイム」は何が違う?

初心者が混同しやすいのが、「上がり3F」と「走破タイム」です。

どちらも馬の速さを表す数字ですが、示している範囲が異なります。

 

走破タイム

走破タイムとは馬がスタートしてからゴールするまで、レース全体を走り終えるのにかかった時間です。

たとえば1,600mのレースを「1分32秒5」で走った場合、これがその馬の走破タイムです。

 

走破タイムはレース全体の結果を表す数字なので、基本的には短いほど速く走ったことになります。

ただし競馬では距離や競馬場、馬場状態、天候などによってタイムが変わるため、異なる条件のレースを単純に比較することはできません。

 

たとえば同じ1,600mでも、良馬場と重馬場では走りやすさが異なります。

また競馬場によってコースの形状や直線の長さも違うため、走破タイムを見るときはの競馬場で、どの距離、どの馬場状態で記録されたかも確認する必要があります。

 

上がり3ハロン

一方、上がり3Fはレースの最後にあたる600mを何秒で走ったかを表します。

1ハロンは200mなので、「3ハロン=200m×3=600m」となります。

たとえば1,600mのレースで上がり3Fが34.2秒だった場合、その馬はゴール前の最後の600mを34.2秒で走ったという意味です。

 

上がり3Fは馬の最後の伸び脚や末脚の鋭さを見るためのデータです。

特に道中は後方にいた馬が最後の直線で前の馬を追い抜いた場合、その馬の上がり3Fが速くなっていることがあります。

 

ただし、上がり3Fが速ければ必ずレースに勝てるわけではありません。

後方から追い込んだものの、前の馬との差を縮めるだけで終わるケースもあります。

反対に先行した馬が速い上がりを使ってそのまま押し切った場合は、位置取りの有利さだけでなく最後までスピードを維持する能力も評価できます。

 

数字の見方に注意!

走破タイムと上がり3Fは単独で見るよりも、両方を組み合わせて見ることが大切です。

 

たとえば走破タイムが速く、上がり3Fも速い馬はレース全体を速いペースで走りながら、最後までしっかり伸びた可能性があります。

一方、走破タイムは速くても上がり3Fがそれほど速くない場合は、前半から速いペースで進んだ消耗戦だった可能性があります。

逆に走破タイムが目立たなくても上がり3Fが速い場合は、スローペースで前半がゆっくりだったため、最後だけ速くなったレースかもしれません。

 

そのため予想では数字だけで判断せず、レースのペース、馬の位置取り、馬場状態、他馬との比較も確認しましょう。

 

ハロンを覚えて予想に活かそう!

競馬 ハロン 上がり3ハロン まとめ 解説 初心者

ここまで、ハロンの意味や上がり3ハロンについて解説しました。

まずは、次の2つを覚えておきましょう。

 

  • 1ハロン=200m
  • 上がり3ハロン=最後の600m

 

ハロンや上がり3ハロンの見方がわかると、競馬新聞や予想サイトの内容を理解しやすくなります。

レース展開や馬の末脚を確認する際にも役立つため、ぜひ予想に活用してみてください。

 

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