
2026年8月22日(土)・23日(日)の2日間、札幌競馬場で「ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)」が開催されます。

引用元:JRA公式サイト
ワールドオールスタージョッキーズとは、国内外から選ばれたトップジョッキーが集結し複数のレースで獲得したポイントを競う、年に一度の騎手招待競走です。
普段の競馬とは少し異なり、騎手の着順をポイント化して個人順位を決めるのが大きな特徴です。
さらに騎手をチームに分けた対抗戦も行われるため、「どの騎手が優勝するのか」という視点でも競馬を楽しめます。
この記事ではワールドオールスタージョッキーズの概要やルール、出場騎手、ポイントの仕組みなどを、競馬初心者にも分かりやすく解説します。
ワールドオールスタージョッキーズとは?
ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)とは、国内外から選ばれたトップジョッキーが札幌競馬場に集結し、複数のレースで獲得したポイントを競う騎手招待競走です。
通常の競馬では基本的に「どの馬が勝つのか」に注目しますが、WASJでは「どの騎手が最も多くのポイントを獲得するのか」という点にも注目が集まります。
出場騎手は4つの対象レースに騎乗し、それぞれの着順に応じてポイントを獲得。
4レース終了時点での合計ポイントによって個人順位が決定します。
また、個人戦だけでなくチーム対抗戦も行われるため、騎手同士の熱いポイント争いを楽しめるのもWASJならではの魅力です。
国内外のトップジョッキーが集結
WASJの大きな特徴は、普段は同じレースで騎乗する機会の少ない国内外のトップジョッキーが一堂に会することです。
JRAを代表する騎手だけでなく、海外から招待された騎手や地方競馬所属の騎手も参加。
さまざまな競馬文化や騎乗スタイルを持つ騎手たちが、同じ舞台で腕を競います。
2026年のWASJには、JRA所属騎手7名と外国・地方所属騎手7名の計14名が出場します。

引用元:JRA公式サイト
普段のJRA競馬ではなかなか見ることのできない騎手同士の組み合わせが実現するため、「この騎手が札幌でどんな騎乗を見せるのか」という点も見どころのひとつです。
2026年の出場騎手
2026年のワールドオールスタージョッキーズにはJRAを代表する騎手7名、地方競馬所属騎手1名、外国騎手6名の計14名が出場します。
JRAからは2026年の日本ダービーを制した松山弘平騎手をはじめ、C.ルメール騎手・武豊騎手・川田将雅騎手など、競馬ファンにはおなじみのトップジョッキーが選出されました。
さらに、地方競馬からは兵庫所属の吉村智洋騎手が参戦します。
海外からも南アフリカのリチャード・フーリー騎手、カナダのラファエル・ヘルナンデス騎手、オーストラリアのダミアン・レーン騎手、ザック・ロイド騎手、インドのスラジ・ナレドゥ騎手、フランスのマリー・ヴェロン騎手が参戦。
普段のJRAではなかなか見ることのできない、国内外のトップジョッキーによる競演が実現します。
ワールドオールスタージョッキーズの歴代優勝者は?

引用元:JRA公式サイト
ワールドオールスタージョッキーズでは、これまで国内外の実力派ジョッキーが優勝を飾ってきました。
2015年に第1回のWASJが開催されて以降、JRA所属騎手だけでなく海外から参戦した騎手も優勝者に名を連ねています。
なかでもJ.モレイラ騎手は2015年と2024年の2度優勝しており、WASJとの相性の良さを見せています。
近年の歴代優勝者は以下の通りです。(2020年・2021年は開催されていません。)
ワールドオールスタージョッキーズ歴代優勝者
| 開催年 | 優勝者 | 所属(国) |
| 2015年 | J.モレイラ | 香港 |
| 2016年 | M.デムーロ | JRA |
| 2017年 | E.ダシルヴァ | カナダ |
| 2018年 | C.ルメール | JRA |
| 2019年 | 川田将雅 | JRA |
| 2022年 | 武豊 | JRA |
| 2023年 | 岩田望来 | JRA |
| 2024年 | J.モレイラ | ブラジル |
| 2025年 | T.ハマーハンセン | ドイツ |
参考元:https://www.jra.go.jp/datafile/seiseki/wasj/2026_s.html
2026年は「日本勢の優勝」に期待!
近年のWASJでは2022年に武豊騎手、2023年に岩田望来騎手とJRA所属騎手が続けて優勝しました。
一方、2024年は海外から参戦したJ.モレイラ騎手が優勝するなど、国内外の騎手が入り混じった激しいポイント争いが繰り広げられています。
2026年は過去にWASJを制した経験を持つC.ルメール騎手、武豊騎手、岩田望来騎手に加え、今年の日本ダービーを制した松山弘平騎手など注目のJRA代表が揃いました。
果たして今年はJRA勢が優勝を取り戻すのか、それとも海外・地方から新たな王者が誕生するのか。
4レースのポイントを積み重ね、最後にトップに立つのはどの騎手なのか――。
2026年のWASJは、最後のレースまで目が離せないポイント争いになりそうです。
ワールドオールスタージョッキーズのルール
ワールドオールスタージョッキーズでは対象となる4つのレースに騎乗し、それぞれの着順に応じてポイントを獲得します。
2026年は芝1,200m・芝2,000m・ダート1,700m・芝1,800mの4レースが対象です。

引用元:JRA公式サイト
各レースで獲得したポイントを合計し、4レース終了時点で最も多くのポイントを獲得した騎手がワールドオールスタージョッキーズの優勝者となります。
ポイントは着順が高いほど多く与えられ、1着は30ポイント、2着は20ポイント、3着は15ポイント。
4着以下も順位に応じてポイントが設定されており、10着以下でも1ポイントを獲得できます。
そのため、1レースで勝利することだけでなく、4レースを通して安定して上位に入ることも重要です。
レースごとに順位が入れ替わる可能性があるため、最終戦まで続くポイント争いもWASJの大きな見どころとなっています。
WASJは個人戦だけじゃないのも魅力!
ワールドオールスタージョッキーズの魅力は、騎手個人の優勝争いだけではありません。
WASJでは個人戦に加えて、出場騎手を「WAS選抜」と「JRA選抜」の2チームに分け、チーム対抗戦も行われます。
2026年は外国騎手・地方競馬所属騎手で構成される「WAS選抜」と、JRA代表騎手7名による「JRA選抜」が対戦します。
WAS選抜とJRA選抜のポイントを競う
チーム対抗戦では、個人戦と同じように各レースの着順に応じて騎手にポイントが与えられ、その合計得点でチームの順位を決定します。
2026年のWASJは8月22日・23日の2日間で全4レースを実施。
各騎手が獲得したポイントをチームごとに合計し、より多くのポイントを獲得したチームが勝利となります。
つまり、個人戦では「誰が優勝するのか」に注目しながら、チーム対抗戦では「JRA代表と海外・地方代表のどちらが勝つのか」という視点でもレースを楽しめるというわけです。
団体戦の過去の成績は?
2024年はJRA選抜チームが優勝!
2024年のチーム対抗戦ではJRA選抜が237ポイントを獲得し、WAS選抜の216ポイントを上回りました。
個人戦ではブラジルのJ.モレイラ騎手が優勝しましたが、チーム対抗戦では武豊騎手や坂井瑠星騎手、C.ルメール騎手らを擁するJRA選抜が勝利。
個人戦の結果とチーム戦の結果が必ずしも一致しないところも、WASJの面白さです。
2025年はWAS選抜が勝利!
2025年は一転してWAS選抜が246ポイントを獲得し、JRA選抜の202ポイントを大きく上回りました。
個人戦でもドイツのT.ハマーハンセン騎手が優勝し、オーストラリアのC.ウィリアムズ騎手が2位に入るなどWAS選抜の騎手が上位を占める結果に。
チーム対抗戦でもWAS選抜が勝利し、海外・地方勢の強さを印象づける大会となりました。
2026年、団体戦はどうなる?
ここ2年の結果を見ると、2024年はJRA選抜、2025年はWAS選抜が勝利しており、1勝1敗となっています。
2026年もJRA選抜にはC.ルメール騎手、武豊騎手、川田将雅騎手、岩田望来騎手など実績豊富な騎手が集結。
一方のWAS選抜にも、海外から招待された騎手や地方競馬を代表する吉村智洋騎手が参戦します。
果たして2026年はJRA選抜が王座を奪い返すのか、それともWAS選抜が2年連続の勝利を飾るのか。
個人戦の優勝争いだけでなく、「JRA選抜とWAS選抜、どちらがチームとして多くのポイントを獲得するのか」にも注目してみてはいかがでしょうか。



